白砂糖の摂り過ぎは体に良くないというのは、誰でも一度は耳にしたことがあると思います。
このサイトを読んでくださっている方は、おそらく健康意識が高いと思うので、白砂糖を控えている方も多いでしょう。
今回は、この白砂糖の具体的な体への影響と、代用品についてお話します。
タイトルにもあるように、後半では白砂糖を使わないあんこの作り方もお伝えします!
白砂糖の摂り過ぎが心身に及ぼす影響
砂糖を摂りすぎると糖尿病発症のリスクが高くなる他、気分が鬱っぽくなる、恐怖を感じやすくなるなど、心身に様々な影響を及ぼすことが、研究によって解明されています。
砂糖の摂り過ぎが心身に及ぼす影響
- 鬱っぽくなる
- 恐怖を感じやすくなる
- 頭痛を引き起こしやすくなる
- キレやすくなる
- 低血糖気味になる
- 体内のミネラルやビタミンを奪う
- 老化が進む
(参考:ナチュラルクリニック代々木)
それから、白砂糖は中毒性があることも知られています。甘いものを食べることが習慣になると、欲しくてたまらなくなるんです(心当たりがある方もいるのではないでしょうか?)。
とはいえ、白砂糖は一般的に、脳のエネルギー源として知られています。
なぜ白砂糖が健康マニアから敵対視?されているかというと、中毒性も相まって、摂り過ぎるからなんですよね。
砂糖は少量であれば、江戸時代に薬として重用されていたように、体に害はありません。
ただし、現代では摂りすぎてしまうのが問題なんです。
加工食品やお惣菜など、私達の身の回りにある食べ物のほとんどには砂糖が使われており、いくら個人で注意しても白砂糖オフにすることは難しいです。
そのため、白砂糖を摂らないようにするにはできるだけ野菜や肉、魚などを生の状態で買って、自分で調理するしかありません。
私が「白砂糖は私の体に合ってない」と実感したのは、白砂糖が入った甘い菓子パンやおまんじゅうを少し多く食べてしまった翌日に、足がむくんで胃腸の働きがストップしてしまったからです。
実際、東洋医学では、白砂糖は体を冷やし、血流を滞らせて血を汚し、だるさを感じたりするものとされています。
白砂糖の代用品となるものは?
白砂糖の代用品となるのは、精製されていない砂糖です。
具体的には、
- きび砂糖
- 黒糖
- てんさい糖
- はちみつ(ただし国産純正のみ)※
などがあります。
※「純正はちみつ」と表示されていても、国産以外のものは水飴などが含まれているので要注意です
これらの成分は、栄養素となる果糖やブドウ糖が含まれていて、血糖値の上昇を緩やかにしたり、ミネラル分が多く含まれています。
とはいえ、はちみつ以外のものは、比率は違えど「ショ糖(砂糖の主成分)」も含まれているんです。
我が家では元々、白砂糖の代わりにきび砂糖などを使っていましたが、数か月前からそれもやめてはちみつオンリーにしています。
私は甘いもの(特にあんこ)が大好きなので、どうしても食べたい時はおまんじゅうやお団子を買ってしまいます。あんこのない生活なんて考えられません…。
それなら、ということであんこを手作りすることにしました!
砂糖不使用あんこの作り方
さっそく手作りあんこを作っていきましょう!
材料
- 小豆(250g)
- 国産純正はちみつ(250g)
- 塩(3つまみ程度)
- 水(適宜)
作り方
①小豆を水でよく洗う
②大きめの鍋に小豆と750mlの水を入れて沸騰させる
③沸騰したらザルにあけ、煮汁を捨てる(アク抜き)
④小豆を再び鍋に戻し、750mlの水を入れて中弱火で1時間煮る
(途中、アクが出るのでこまめに取り除いてください。また、煮汁から豆が出ないように、煮汁が少なくなったら水を足します。1時間は近くに座って見張り番です^^;)
⑤1時間後、豆をスプーンで取り出して、親指と人差指で潰してみる(芯が残っていたらもう数分煮る)
⑥はちみつと塩を加えてさらに弱火で30分煮る(最後は焦げ付かないように木べらなどでかき回す)
⑦30分後も煮汁が残っているようなら、中火にして木べらでかき回しながら水分を飛ばす
小豆は膨らむので、3〜4日食べる分を冷蔵し、残りはフリーザーバッグや保存容器に入れて冷凍するのがおすすめです。
まとめ
白砂糖は中毒性があり、お惣菜や菓子パンなど色々な加工食品に入っていて逃れることは難しいです。
健康管理のために砂糖なしの生活にするには、生の食材を調理&白砂糖の代用品を使うことがおすすめです。
やってみれば意外と面倒ではないので、ご自宅に白砂糖がなくなったタイミングでぜひ切り替えてみてくださいね。