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発酵食品のメリットとデメリット|自分に合わない発酵食品もある?!

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健康に良いものとして、今やブームから定番になりつつある「発酵食品」ですが、デメリットもあることをご存知でしょうか?

発酵食品は、きちんとした知識を持って摂ることが重要です。

この記事では、発酵食品のメリットとデメリットをしっかりとお伝えします。

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発酵食品のメリット

発酵食品とは、発酵する過程で「菌(微生物)」が食品を分解し、人にとって新たに有益な食品に変化したものです。

発酵食品のメリット

  • 栄養価が高まる
  • 栄養素の吸収力がアップする
  • 腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌の増加を抑える
  • 旨味成分が凝縮されて味や香りがアップする
  • 乳酸菌:抗ストレス作用がある(GABA)
  • 麹菌:美肌・アンチエイジング効果がある(メラニン色素を抑える)
  • 食品の雑菌が抑えられ保存性が高まる
  • 腸内環境が良くなるためデトックス効果がある

発酵食品には、ご覧の通りものすごい効果がたくさんあります。

これは食べなければ損ですよね。

発酵食品のデメリット

メリットいっぱいの発酵食品ですが、一方でデメリットもあります。

発酵食品のデメリット

  • 塩分が高めになりがち
  • 摂りすぎると糖分や脂質過多になってしまう
  • 摂りすぎると下痢や消化不良を起こす可能性がある
  • 不溶性食物繊維を摂りすぎるとかえって便秘になる可能性がある
  • 体質によっては合わないことがある

漬物類や味噌などの発酵食品を作る際には塩を多く使うため、たくさん摂ると塩分の摂り過ぎになってしまいます。

また、ヨーグルトなどを食べるときに砂糖やフルーツソースを入れて食べると、糖分を摂りすぎてしまいますし、ヨーグルトには脂質が含まれているので、好きだからと頻繁に食べると脂質過多になってしまう可能性があります。

発酵食品は腸内環境を整えてくれますが、摂りすぎるとかえって腸内バランスが崩れてしまい、お腹がゆるくなることもあるので注意しましょう。

逆に、不溶性食物繊維の発酵食品は、腸の中でカサを増やして便通をよくしてくれますが、摂りすぎるとかえって便秘を悪化させることもあります。

不溶性食物繊維には、以下のようなものがあります。

  • 大麦ブラン
  • オートミール
  • 玄米
  • 豆類
  • さつまいも
  • 海藻類
  • オリゴ糖

体に良いからと、例えば白米から玄米に変えたところ、かえって体調が悪くなったという方もいるのではないでしょうか。

さつまいもにはデンプンが多く含まれているので、かえって便秘やガスだまりを引き起こすことがあります。ただ、皮に消化成分が含まれているので、皮ごと食べればガスがたまるのを防げます。

また、乳製品や豆類、穀物類は人によってアレルギーを起こしてしまうこともあるので、注意が必要です。

少量では分からなかった食品も、体に良いからと頻繁に食べることでアレルギーの対象だと分かることもあるでしょう。

玄米は白米の6倍も食物繊維を含んでいますが、玄米の食物繊維は消化酵素では分解されないため、消化不良を起こし、腹痛や下痢を起こすこともあります。胃腸が弱い方は控えたほうが良いでしょう。

まとめ

発酵食品は、体に良いメリットがたくさんあります。

ただ、過剰摂取するとかえって体に毒になることもあるので、メニューの中の箸休め的存在にするなど、ほどほどに摂るようにしましょう。

発酵食品の中には、人によって体に合わないものもあります。

「発酵食品だから」と盲信せずに、自分や家族に合わない食品をよく見極めて食べるのがおすすめです。

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